理事長メッセージ

建学の精神と創立140周年に向けて

理事長 篠塚周城

理事長 篠塚周城

 2017年4月に理事長に就任しました篠塚でございます。

 佐賀龍谷学園は、1878(明治11)年に創立された歴史と伝統のある学園であります。それから現在に至るまで、親鸞聖人のみ教えを建学の精神として、幼児から中学校・高等学校、そして短期大学まで、人材育成に力を注ぎ続けて参りました。

 その中で短期大学は、1952(昭和27)年に佐賀市において佐賀龍谷短期大学として発足し、1985(昭和60)年に九州龍谷短期大学と名称を変更して鳥栖市村田町に移転し発展してきたところであります。

 短期大学では、2年間という限られた時間の中で、短期大学士を授与するにふさわしい、知識・技術を身につけ、各種資格を取得することを目指すのはもちろんですが、そうした学びをとおして人間としての成長を促し続けて参りました。

 その根底には、最初に述べましたように、学校法人佐賀龍谷学園が、幼児教育(九州龍谷短期大学付属こども園)から、龍谷中学校・高等学校、そして短期大学まで、創立以来139年にわたって築き上げた仏教、特に親鸞聖人(1173~1263)の思想を基本とした教育の存在があります。その建学の精神を、本学では次に示すように、「建学の精神の四つの目標」として、各種行事の際に唱和して、実践を心がけております。


 1.知恩:「いのち」への目覚め = いのちの不思議を思い、感謝のこころを育む

 2.自律:「社 会」への目覚め = 自らを律し、自身の責任と役割を果たす

 3.内省:「自 己」への目覚め = 常に謙虚に自らを省みる

 4.平和:「他 者」への目覚め = ともに生きるいのちを重んじ、こころ豊かな社会を築く


 現在の世界は、高度な技術の発達と国際化の中で、必要とされる知識・技術が飛躍的に増加するとともに、その知識や技術を活用する人間のあり方がさらに厳しく問われる時代へと突き進んでいます。そうした時代にあって、本学の建学の精神を踏まえ、学生と教職員がともに学びを深め、学んだことを実践する力をいっそう進化させようとしています。

 私は、長年政治の世界で仕事をしてきましたが、本学の持ち味を伸ばしつつ、地域との連携を深め、なくてはならない人材の育成に全学一体となった実践を進めて参ります。

来年は、本学園創立140周年を迎えます。そのために、伝統を踏まえ、さらに発展するように心を合わせて、この1年を盛り上げていきたいと思っています。


佐賀龍谷学園〔九州龍谷短期大学・龍谷高等学校・龍谷中学校・龍谷こども園〕
理事長 篠塚周城